第四回中国敦煌杯二胡コンクール視察、総括

総括 記録8月22日

今回の視察で出来れば
少年の部、プロ部門、アマチュア部門を中心に
順番に視察したいと申し出たのですが、
演奏に影響があることは全て排除していますので、
それは諦めて下さい。
そのために7会場全てを無料配信で確認できるようになっています。
コンクール会場へはよほどの申し出がない限り、
父兄や引率者ですら見学や視察は禁止しています。

その言葉の通り、廊下や控室で携帯を見ながら
一喜一憂する姿を何度も目撃しています。

中国では伝統楽器の演奏者養成の学生を対象とした
コンクールに開催されていますから、
夏休みの平日でも子供達が集中できる時間に行われていることが納得です。

ほかにも夏には全国統一民族楽器試験が
中国八州同時開催されていたりしますから、
広い中国のどこのコンクールに出場するのか、
伝統楽器の全ての楽器を手に持つ者の暑い中での熱い戦いが
毎年のように繰り広げられている、
そこにこそ厚みがあるのだと思います。

ビデオ予選から会場の二次予選出場を果たした方々。
今回、アメリカから1名、日本から1名。
また国を超えて応募した方々もいます。

そして、この二次予選に3名以上の出場を果たした
講師の先生には、優秀講師賞として名前を公表して称えます。

これがこの基準で日本で行われること。それが願いです。
最初の10年は日本人は予選を勝ち上がることはできないかもしれません。
そして年齢枠を変えなければ、
出場者も少なくなってしまうかもしれません。
けれど、この先、どうすればそのに残り、
中国と同じ目線の演奏家として立ち上がれるのか、
「百聞は一見にしかず」
いつかこの本選に挑む日本人に出会うことを願うのでした。

次回、日本の講師の皆さんとともに
視察に行きたいと思うのでした。

現地では取材も受けてしまい、
日本人がなぜ二胡に惹かれるのか?
その問いに自分なりにこたえるのが精一杯でした。